新宿の路地の「森」というスナックのママの話では、大昔この辺りで収穫祭が行われるとき、女は茸を束にして好きな男にプレゼントするという風習があったそうだ。
会社の同僚と高尾山にハイキングに行った。赤い茸を毒だと踏みつぶした彼女、帰りに入った天ぷら屋で茸の裁判が行われ、執行猶予15年の判決を受けた。
大学を卒業して15年の仲の良かったクラスメート四人が再会した。学生時代に八ヶ岳でキャンプをした時、生えている茸を食べておかしくなったっことを思い出す。しかしそれだけではなく、茸はは脳に、変化を起こしていたのだ。