日本に来たアメリカ大統領が茸を食べて亡くなってしまった。その茸とはどんなきのこだったのだろうか。
港のホテルに泊まった時のことである。青い茸に取り囲まれた。
神宮祀られていたものとは、その写真を撮った男はどうなったか。
比叡山の茸印のロックアイスを買った彼は、それでウイスキーを飲んだ。グラスにぽこっと赤い茸が浮いてきた。
猫の玉が赤い茸をくわえてきた。卵茸だ。そのあといろいろな茸がくる。茸たちは主人公の頭の至らなさを言うのである。
脳の中がむずむずする。調べてもらったら、脳の中に茸のような影が見える。
銀座の裏通りにの小さなビルに、茸占いの看板が出ていた。その店の名はコプリーヌといった。
新宿の路地の「森」というスナックのママの話では、大昔この辺りで収穫祭が行われるとき、女は茸を束にして好きな男にプレゼントするという風習があったそうだ。
会社の同僚と高尾山にハイキングに行った。赤い茸を毒だと踏みつぶした彼女、帰りに入った天ぷら屋で茸の裁判が行われ、執行猶予15年の判決を受けた。
窓の外の電線に数羽の雀が止まってこちらを見ている。雀が押しくら饅頭を始めた。真ん中の一匹は雀なのか?