以前は「なおち」名義で活動していました。 「なおちー」「モンゴル」で検索すると過去作がヒットします。 今作は共産主義勢力によって支配された栃木県足利市にある学園にて、学生たちの生き死にを描く 「学園生活」シリーズのスピンオフであり、前作「もしも、もしもの高野ミウの物語」の続編になります。 作品に登場する主人公(学生)らは学園を支配する生徒会(ボリシェビキ)に 粛正、制裁、監禁、拷問されぬよう、細心の注意を払いながら 意中の相手と恋愛したり無事卒業することを目指します。 ※注意 強い政治的思想(共産主義や革命思想) 政治、金融、経済、法律の専門用語多数あり。 資本主義の否定。お金持ちの抹殺、国外追放 ソビエト社会主義連邦。共産主義。全体主義。反革命分子の粛清。強制収容所。 以上の内容に抵抗のある人は読まない方がいいと思います。
死して解脱の真理なら、翼は、欲は、何のために或る。 欲こそアレスの紋章、翼であるぞ。 向こうから、リリンの西日にも映らなかった仮想蒙昧な邪知暴虐を示したところで、まだお前たちは、我が言の葉の真理、真に神意、真意は解らぬだろう。解っているのは私のみ。嗚呼、寂しいな、だから世界を創ったのに。まだ、12いる仲間らは現れない。 私が7th。本当の名だ。 いずれ、悟る季節。いずれ凪ぐ渚。もうよい
劫歴2021年。長年人類を悩ませてきた神の居場所を見つけるべく、12の亜神が聖夜に集った。だが、その長にして最高天に坐しますはずの7thだけが現れなかった。
安土の織田信長が天下に王手をかけたころの上毛(群馬県)に、だれにも帰順しない豪族がいた。 名を上松左馬介康光。 数え年15歳で元服した若き当主は、信長の命を受けた蜂須賀彦右衛門正勝の討伐軍を、目を見張るような奇策で撃退する。
大正7年に着工されたものの、落盤、出水、崩壊と数々の困難に見舞われた、丹那隧道(丹那トンネル)。 多くの犠牲者を出しながらも果敢に完成に漕ぎ付けた男たちの、喜びと悲しみの赤裸々な物語。
だれかが清少納言とか書いていたので、「お~、古典もいいな」と思って書きました。 設定は帝に仕える平安期の貴族の書いた【歳時記】で12月はありませんが、旧暦だと新嘗祭が12月にずれ込むので、師走には行事はなかったようです。 現代語訳も入れておいたので、古文が苦手な人はそちらをどうぞ。
平家物語の「忠度の都落ち」を翻訳?してみました。五条にある藤原俊成宅を、既に都落ちしたはずの平忠度が訪れるお話です。 なお、逐語訳ではないので、その点ご理解ください。
とても美しい夢を見た。 シューベルトと歓喜の歌を、その甘美なる響きを感じる夢 私は泣いた。だから、私は……
昭和の犯罪は此れだけではなく、時間があれば、また何時か、世の中ではどんな事が起きていたのかを、今の世代の皆さんに・・。 真似したり、おかしな解釈をつけないで、悲劇は悲劇ですから・・ただ、人類の嵯峨というものは・・。
『源氏物語』の二次創作です。仕事や恋愛で見せる姿ではなく、兄弟や仲間内での砕けた様子を想像して書きました。 原典:岩波文庫 山岸徳平校注『源氏物語』(一)~(四)