"This world is very crazy…." あちこちの国、そして市町村が持つ特色。 それらを統合して支配する工業製品。 各々の地域で競争する企業・店舗とサラリーマン&OL。 今日も公務を遂行する公務員たち。 毎日無休で働かされる主婦さんたち。 様々な悩みを抱えて登校する学生さんたち。 医療技術の進歩による長生きが災いして、便製造装置と化した老人たち。 毎日毎日、人的トラブルが勃発。 国は綺麗事を抜かし、一人ひとりの貧困なんかガン無視していく。 各企業は社長と、その飼い犬たちで構成され、終わりのない障害物競走の最中。 いかれた芸能人がテレビやネットに映るせいで、こっちの周りも狂人だらけ。 重火器は持っていなくても、そこかしこが戦争状態。 まともな精神状態で生きようとするなら、そのうちがたが来るほど腐った世界。
斎藤 悠 (男)主人公 どこにでもいるような平凡男子くん。 自分は不幸を引き寄せるのではないかと真剣に考えている。 何故か勇者になってしまう。 超がつくほどのお人好し。
大学生活と高校生活を行ったり来たりの青春グラフィティ。『宗教上の理由』シリーズの続編、はじまります。何それ? って方もぜひご一読を。