「私は死んだ」 主人公――颯は、どうやら死んだらしいと気付いた。そこは、果てしない海洋の上にポツリと浮かぶ孤島であった。 なんで死んだのかわからない。だが、自殺ではなかったはずだ。 そう思案するうち、いくつかの夏の記憶が脳裏によぎった。 ――ほんとうは、なにも忘れてなんかいない。
【蒸れた夏のコト】海夜スピンオフ。性描写ナシ。兄が死んだコト、いとことのコト、同級生とのコト。
追記 買ってきたもの。