怖くて不思議な話。
怖い話です。
良い艾を作るじいさんがいた。茸取の名人でもある。ある日木の枝に出る緑の茸を見つけた。その茸は怖ろしい妖怪茸だった。
江戸の谷中、雷が墓場に落ちた。新たに埋葬された棺の中の死人に茸が生える。
信州の実家の裏山から泣き声が聞こえる。行ってみると茸が泣いている。
咳が止まらない。咳の後に喉から飛び出したのは茸だった。
古着屋で買ったヴィンテージ物のキノコの絵のあるTシャツ。イタリアの古いものだという。ほんものだろうか。
採ってきた茸の中身が空っぽだった。茸の中だけ吸ってしまうという妖怪がいる。そんな茸伝説
指の先を蚊にかまれた。赤い小さな茸のようなものができた。飼い猫の頭にも赤い茸のようなものが生えた。つぶすと血がでてきた。庭に変な蚊がいる。専門家に調べてもらった。
照照坊主、いや雨が降るように雨雨坊主にされた茸。暑い日差しを浴びてカサカサになり、さてどうなってしまったのか。
熊山に捨ててくれと頼んだ菊ばあさん、熊と暮らすことになって、村を救う
〈あらすじ〉 新聞の求人広告で見つけた奇妙な仕事“猫撫屋”。 ひとりで大きな屋敷に住む謎の中年韓国人“金さん”には十八匹の猫がいた。大量の猫の世話を引き受けた主人公の青年。猫たちが一斉に喉を鳴らした時、ある異変が起こる。そこには金さんと猫たちの知られざる秘密があった…。
頭のおかしい絶世の美少年に執着されるカレシ持ち女の話。