たった一人孤独と刹那に生きる、中田鉄平29才。派遣切りで地方から大都会東京に出てきたが、東京での暮らしは、冬の夜に冷え込んだ。コンクリ-トの冷たさのようだった。彼の将来は、まさに太平洋のただ中に、小さなボ-トでただ一人彷徨うように、流されている・・・。 ただひたすら夜空を見上げながら、輝く星を探す彼だった。
「そばにいて欲しい・・・・・・」 主人公の川村真理は、結婚生活14年、単身赴任10年の生活を送っている 夫の川村雄一郎から、突然離婚話を切り出される。同じホテルマンであり、 夫をベストパートナーと信じていた真理のショックは大きかった。 本当の理由を言わない夫・・・ 事態はとんでもない方向に向っていた。
テレフォンボックス in:ぼーちゃんの短編集 →http://77.xmbs.jp/mimihappy-8964-bo.php?guid=on
おぞましい悪夢 in:ぼーちゃんの短編集 →http://77.xmbs.jp/mimihappy-8964-bo.php?guid=on
認知症がどのような「病」で、どう「介護」すればよいのか。本書は、認知症になってしまった母(お袋ちゃん)と私(息子)との「介護会話日記」である。 「会話」を通して、認知症の「病」、その「介護」方法を筆者(私)が、実体験をそのまま、現したものである。「逆らわない」、「怒らない」、「大声を出さない(怒鳴らない)」を鉄則に10年余り、認知症の母を介護してきた。 妄想、徘徊、物忘れ、暴言、暴行、等は認知症になってしまった母には、当たり前の事なのである。それを、どう理解し、どう対処すれば上手くいくか。 私(筆者)なりの介護法を著した。
シンジは、つい昨日まで、ゼンマイ労働者の一人だった。通勤途中、何度もゼンマイがうまく巻けなくて、そのまま路上に倒れてしまった労働者たちを目にしてきた。 そんなシンジを「傘を差す少女」と「流れ星収集家」の2人の出会いが変えた。 過去の自分と現在の自分をつなぐ「流れ星」。シンジは心の旅の中で何を見つけるのか?!