魔女と人間死のゲーム・手紙

魔女と人間死のゲーム・手紙

ザザーーーーー・・・ン・・・
海の波音が鳴る。
そこには、一人の漁師がいた。
漁師は、海を見ると、ビンが流れてきていることに、気がついた。
「・・・?」
漁師は、流れてきた古びたビンを手に取った。
古びたビンの中には、一枚の紙が入っていた。
紙に何か書いてあるのに気づき、古びたビンをあけて、紙を取り出した。
紙の内容をみると・・・
「・・・これは!?」

              この手紙を読んでくださっている方へ
          
         この手紙を誰かが読んでいるということは、私達はもうこの世界にはいません。
         ・・・私達は、ゲームに参加してしまったから。
         この手紙を読んでくださっているかたへ、お願いがあります。
         もし、ゲームに参加しようとしている人がいるのなら、
         ・・・私達と同じ運命にならないよう、止めてください。
         私たちの願いは、これだけです。
         どうか、お願いします。

                     櫻宮中学校 一年三組 生徒 高野 美月

「櫻・・・宮・・・?」
急いで、町の図書館へ行き、櫻宮中学校を調べた。
「・・・あった!!櫻宮中学校!
・・・櫻宮中学校は、50年も前に、廃校になった学校なのか。
廃校になった理由は・・・
夏休み、1年3組の生徒全員で泊まりにいったあと行方不明、か。
あっ・・・。いた!
高野 美月。やっぱり・・・
夏休みに、1年3組の生徒が何かに巻き込まれたんだ・・・。
でもなんで今になって、50年も前の手紙が流れてきたんだ?」
冷静になって考えてみろ。
ゲームって、なんのゲームだ?
なんで、全員行方不明なんだ?
何かがおかしいぞ!!

  
             

魔女と人間死のゲーム・手紙

「魔女と人間死のゲーム・手紙」を見ていただき、ありがとうございました。
「魔女と人間死のゲーム」は、まだ続きがありますので、
ぜひ、読んでください。

魔女と人間死のゲーム・手紙

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2010-12-11

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