携帯電話恐怖症となった者の近くにいる人たちの物語。
夢の記録
木陰の休憩所として、何人かが立ち寄る場所がある。
長く続いた妖しげな店も、更地になると、何もかもなくなる。
柏木司、桐野南、柊治人、そして高柳菜都美。 この学生4人がそれぞれの思いでそれぞれの恋に向き合います。 それぞれがギャップを抱え、もがき、苦しみ、 そして、最後には何かをつかむことができたのか。 恋愛小説ではあるが、少しミステリー風味。
何気なく引き受けたバイト。それは、とある研究の被験者になることだった。 そして、その研究施設の実験が、その、失敗だらけの男の人生を、いまバラ色に変える・・・のか?
まったく最近はとことんツいてない。仕事の大事な資料を紛失し、あらぬ疑いを掛けられて失恋目前。そうして有賀はひとりヤケ酒を飲んだ。
ちょっと変わった神様のおはなし。
箸の流れが変わるように道の流れも変わる。