2025年、超能力という力が科学的に証明され、強力な能力者 や有能な研究者が国の強差となってきていた。 日本の各地では超能力者の育成や有能な研究者の排出が盛んになり、 どこの学校にも「能力」という成績がつけられるようになった。 2036年、高校一年生になった能力者・美咲広翔は姉(美咲加奈) と同校の科学技術国立高等学校に入学する。 そこは超能力者・研究者・指導者を育成する学校。 学校には学力ではなく能力で優劣が決められてしまう傾向が多々あ 2 る中で、美咲広翔は入学する。
幼馴染の杏子が急死した。 3年ぶりに帰国した治は その隠された真実に驚愕する。 ガンジス川に抱かれて、 果たして治の手紙は 間に合うのだろうか?
技術系企業を退職した康夫は、妻を亡くした後、自分が開発の責任者であったロボットを相手に悠々自適な”スマート”な生活を送っている。このロボットは康夫の意思を理解し、痒いところに手が届く理想的なロボットである。しかし、ある日突然そのロボットが康夫の行動に異を唱えた。それは何故か?