彼と私ともう一人3

お待たせしました
今回は短いし、つまらないかもです。すみません

その頃...

「んで、ここにいる理由を教えてくれないかな?」
「別に俺がどこにいようが勝手だろう」
お互いにいがみ合いが続く。
ここは、市内でも大きな図書館のとある一角である。彼らの他に4人居るのだが触らぬ神に祟りなしで、他人のふりをしている。
この二人は...というか、ここにいる6人は皆高校バスケ部に所属している。彼らにもバスケに費やする時間と好きな人に費やする時間がある。まあ、彼らの想っている人たちはライバルもチームメイトにいるのだが...。
「だから、お前は勉強しなくてもいいお坊ちゃんなのになんでこんなコーナーにいるのかって聞いてんだよ!」
「だから、関係ないだろ!俺だって復習するときくらいあるんだよ!」
「ね~ここで大声出すなら出て行ってくれない?迷惑なんだよね~」
と、口をさむはおっとり系男子の敦也。隣にオーラだけをまとって哲史が立っている。残る二人...大雅と紘輝は諦めたような感じで隅っこに移動していた。
言い合いをしていた和也と明宏はその剣幕に黙り込んでしまう。この二人は因縁の相手で近づけたら危険人となってしまう者同士だ。
正直周りからしたらめんどくさい。
そんなこんなで、図書館に着いたのが1時間前なのにいまだに勉強していない男子組だったのだった。

彼と私ともう一人3

読んでくださりありがとうございました。
次はいつ出せるか分からないですが頑張って今月中には出したいです。

彼と私ともう一人3

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-06-13

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