カスティーリア王国王位継承に事を発した次期国王の座。 海賊から突然カスティーリア国王八世となったアスールは、三年後その座を追われ地下牢に幽閉されるが、密かに脱出、海賊に戻った。 だが、それにより反国王派だった者たちによる暗黒政治が始まり、カスティーリアの国民は苦しめられていく。王座を取り戻すべく、今度は自らの意思で国王となる事を決めたアスールとその仲間たちは、国王である絶対の証《鍵》を探すのだが…。
家族殺害の一件に一応の決着をつけた若雪は、嵐と共に堺の町へと帰還する。帰った彼女を出迎えたのは、暖かい人たちだった。一方、とりわけ若雪の帰りを今井宗久の邸で我が物顔に待っていたのは、若雪もよく知る、とある貴人だったーーーー。 作品画像は、そのとある貴人をイメージに作った、アシンメトリーのイヤリングです。 繊細さと苛烈さが共存するよう心掛けて作りました。 あなたが 照らした道は 花の色 ともに辿ろう あの灯まで
日曜日は特にやることのない人も多いと思う。 僕だってそうだ。まず家の中でゴロゴロしていたい。 でもチロルは吸血鬼のくせに外に出たいと喚き、さらにひょんなことからおつかいへ・・・。 普通におつかいすらできない僕らの日常、お楽しみください。
家康さんが『日の本を合議制でまとめ上げる』という、『7家合議』の原案を持ってきた晩。元親さんは夢を見ました。元就さんが、何かトラブルに巻き込まれている夢です。助けを求めている、と取れるような夢です。 『あの』詭計智将が、俺に助け? 何があった、元就。 ただのライバルに留まらぬ、瀬戸内を挟んだ宿縁の相手。元親さんは、単身彼に会いに行く事を決意します。 軽くチカナリな微エロですが、読み飛ばせる範囲と判断します。
「死は感染する。 これは冗談なんかじゃない。私にはみえるから、人の死を引き起こす『汚れ』が。」 東京都犬童市。 9つの区に別れたこのまちで、死の感染をくい止めようと各区にはガーディアンとよばれる少年少女がいた。
あるお屋敷にかわいらしいおじょうさまが住んでいました。 なに不自由暮らしていますが、おじょうさまにはお友だちがいません。 ある日目が覚めると、大好きなお人形に異変が起きたのです。
同盟したい家門7つの内、6つまでは了解を取り付けました。ただ、6つの内3家、前田家、豊臣家、島津家が、他ならぬ毛利家に無理難題を吹っ掛けてきて・・・元就さんが女装っ?! 同盟締結寸前前夜のお話です。