ある日届いたその“壺”は… 罠とは知らず夢中になった俺の結末は…
少女と、青年と呼ぶには少し年老いた男の話。 短編。5分程度で読めるかと。
九十年代、東京。
20XX年世界中で生物兵器『ブラック・マター』による被害から2年。世界はまだ少し爪痕を残しながらもすこしずつ元の平和を取り戻しつつあった。 主人公、小林 有佳理<こばやし あかり> 明るい普通の高校2年生。(ただしアホの子)そんな彼女はごく普通の生活を送っていた。 しかし、ある日彼女の通う高校に立て籠もり事件が起きる。そこから彼女の運命は非日常へと引き込まれていくのであった。