あの扉が開いたときから 僕には平凡な道を歩むことなどできなかったのだ…… 両親が死んで早2年。幼い妹を抱えた如月莉旺は 大きなお屋敷の使用人として働くことを決心する。 でもそのお屋敷、ただのお金持ちな家じゃあないようで…? 初めての小説につき、至らぬところも多いかと思います。 温かい目で見ていただけたら嬉しいです。
せっかく週末の予定を空けておいたのに! 恋人が急な仕事で会えなくなってしまった知美は、一人きりの夜にココアを飲みながら素敵な計画を思いつく。 ポットにココアを詰めて、車のキーを手に取って・・・
信州白馬台高校で青酸カリが盗まれた。数日後湖から事故車が上がる。死んだのは村の実力者の次男坊。胃の中から青酸反応が出た。自殺か他殺か?大自然を舞台に塩山一族の怨念がつのる。
森川夕は近所の川で釣ってきた紙を主食とする得体のしれない魚を飼い始めるが、連休中に後輩の葛西に預けることにする。しぶしぶ承諾した葛西だったが、だんだんとその魚の異常性に気がつき始める。
仕事から帰宅したフリーターの男は疲れ切っていた。彼は酒を飲みつつ空想をし、やがて幻想的な世界に誘われ死の恐怖を克服する。
世界が半ば水没し始めた時代、水溜りだらけの橋をわたり二人の男女が島に向かっていた。しかし食料は食料が尽き果て空腹感だけが膨らむ中、二人は橋の途上で一軒の店を見つける。