高宮涼は不思議な体験をした。それは八代かえでという同年代の人の声が聞こえない。異なる言語、ということではなく、同じ言語を話しているのに、ハウリングを起こしたようにまるで聴こえない。それは彼女の立場でも同じようでーー。
今から20年後の物語。 ある時、記憶が散り__ ある時、花は消える__ 壊滅状態の日本は、かつての咲き乱れていた花に力を借り、 平和を取り戻そうと、 『魔物』の鎖から放たれようと、 今日も足掻く。
地球人(ヒト)の少年・甲田瑞樹と、「妖精」と呼ばれる宇宙人・スズの話。 宇宙人の到来によってヒトは大幅な技術の革新を手に入れ、遂に宇宙へ進出した。 だが一方で、「妖精はヒトにとって致死性の病気を保菌している」という噂が流れ出し、ヒトが妖精を迫害し始める。
時代遅れの青空教室で僕は学んでいる。でもこんな教室も緑いっぱいな田舎も小姑みたいな先生も僕は大っ嫌いだ。 先生はわざわざ都会に出てからここに戻ってきたみたいだけど、僕には納得できない。 と思っていた。先生の想いを聞くまでは。
この国では 闇具(やみぐ) という能力を持った 武器が 人々の手に渡っている。 ある日 高校生の たくまとみかさは 闇具を持つ 赤目のサムライ 剣志(けんし) に出会う。
舞台は舞柳市。そこには、一本の眠り木が存在する。著しく成長の遅い大木であることから眠り木と呼ばれている。そこで舞踊っている少女。彼女は一体何者なのか。眠り木と呼ばれる木で踊る舞姫の真相や舞柳市に語られる伝説について迫る話です。 不定期に更新しますが、かなり遅めの更新になると思ってください。 ※『小説家になろう』でも投稿しております。