水族館の近くに住むカモメたちは夕暮れになると、入り江の近くにある公園の鐘に集まってきます。水族館へ遊びに来た子供が、そこでエサをくれるからです。 ですが、そんな中で、ニックというカモメだけはなぜか、頑なにエサをもらおうとしませんでした。 ニックには友達たちに言いにくい、ある秘密があったのです。
少女は失くした家の鍵を探し、ひとり春の宴の中をさまよい歩きます。さくら舞う幻想的な夜、少女は何を見つけるのでしょう。 「小さな旅」と、かけがえのない「帰る場所」の歌物語。
ハヤブサさん×シュバルツさんの、BL小説です。 殿方同志の絡みがあります。苦手な方は、どうか閲覧されませぬように。 とにかく「プレゼント」なお話です。