けい君は、私が見てきた景色を、否定も肯定もしなかった。けなしたり、あざ笑ったり、ばかにしたりすることもなかった。ただ、なるほど、と静かにうなずくばかりだった。
女子高生の佐藤七海はある日異世界に居た…灰色姫と呼ばれる愛らしい少女になって。灰色姫の魂が弱々しく七海に話しかけた。彼女は継母と義姉にいびられる日々に涙していた。挙句にとんでもない男と金で婚姻させようなどと。物語では弱々しく嘆くヒロインだが、現代の乙女は逞しい、七海と灰色姫は家出をすることになった。箱の中の世界から外の世界で生きていくヒロイン冒険物―― この話はハッピーエンドになります。星空文庫にて同時掲載。
もつ者が自由を手に出来るという石「Wingstone」 その石はある森の園(エデン)に隠されていた その事を突き止めた悪魔たちは、自由を手にするために「Wingstone」を手に入れようと森の園に!! しかしその石がある1人のものになってしまうと、世界は壊れてしまうのだ それを防ぐため5人の使いが立ち上がる!