Aqua Orologio

設定は特にない。意味もなければ、理由もない。気まぐれに書く小説の第一話です。

まとめる力がほしい、切実に

第1話 Incontro

目を覚ますと誰かの顔のドアップ

「目が覚めた??」

そう問われても僕は現状理解さえできない。

「…ここはどこ??」

「ここ?ここは、ネッピア。きみは、ソコの湖の畔に倒れていたんだ。」

今さっき出会ったばかりなのに、懐かしいそんな雰囲気がする。また、中性的な顔立ちはとても美人である。

顔をガン見されているのに気がついたのか、

「あぁ。自己紹介がまだだったね。オーラ・リトルナーレ。まぁ、此処の住人かな??君は?

個々の人ではないね??」

「僕はレロ・デヴィエート。」

オーラ…さんは、驚いたような表情で僕を見ていたが、何なのだろうか・・・

「どうしてあんなとこで倒れてたの??」

「わからない。ちなみに、名前以外に覚えているものもない。」

「へー。記憶そーしつだね、、、」

疑うような反応に少し恐怖を覚える。疑われたってわからないものはわからない。

「あー、そんな、泣きそうな顔しないで?ぼくが悪かったから。」

あぁ、僕はこの先どうしたらいいんだろう…

続く(かもね)

Aqua Orologio

Aqua Orologio

第一話。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-09

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