Aqua Orologio
設定は特にない。意味もなければ、理由もない。気まぐれに書く小説の第一話です。
まとめる力がほしい、切実に
第1話 Incontro
目を覚ますと誰かの顔のドアップ
「目が覚めた??」
そう問われても僕は現状理解さえできない。
「…ここはどこ??」
「ここ?ここは、ネッピア。きみは、ソコの湖の畔に倒れていたんだ。」
今さっき出会ったばかりなのに、懐かしいそんな雰囲気がする。また、中性的な顔立ちはとても美人である。
顔をガン見されているのに気がついたのか、
「あぁ。自己紹介がまだだったね。オーラ・リトルナーレ。まぁ、此処の住人かな??君は?
個々の人ではないね??」
「僕はレロ・デヴィエート。」
オーラ…さんは、驚いたような表情で僕を見ていたが、何なのだろうか・・・
「どうしてあんなとこで倒れてたの??」
「わからない。ちなみに、名前以外に覚えているものもない。」
「へー。記憶そーしつだね、、、」
疑うような反応に少し恐怖を覚える。疑われたってわからないものはわからない。
「あー、そんな、泣きそうな顔しないで?ぼくが悪かったから。」
あぁ、僕はこの先どうしたらいいんだろう…
続く(かもね)
Aqua Orologio