永遠の絆 2話 約束を守れずに

永遠の絆 2話 約束を守れずに

4人で暮らし始めたリアたち

10年後・・・・

綺麗な花畑そこに2人の女の子と赤髪の少年
そう・・・女の子は、リアとティーラだ
赤髪の少年は、魅那斗

2人は、10歳 魅那斗は、16歳
もちろん同い年の“そら”も16歳だ

ティーラ「リアちゃん! きれいな花が、いっぱいだね!」
リア「昔からここは、綺麗だね」
魅那斗「ああ 俺が、小さい頃からここは、綺麗な場所だ」
と3人は、話をしていた

すると・・・
3人の前に男が、現れた

魅那斗「お前誰だ?」
リア「おじさん・・・誰?」
ティーラ「・・・・誰ですか?」

パイク「ワタクシ パイク と言います
テンとミリアの子供を知りませんか?
良く見るとこの娘あの二人にそっくりです」
とリアを見る
魅那斗「!?
違う! こいつらは、俺のダチの妹と俺の妹だ」

パイク「そうですか・・・ すいませんねぇ・・・と
おっそういえばお前 魅那斗・エレード・ビュートだな
そのペンダントビュート王国の王子が、代々受け継いだ物
そのペンダントを渡しなさい」

魅那斗「・・・・違う・・・これは、母さんから貰ったものだ」
パイク「じゃあなぜ貴方の母親は、それをあなたに渡したのですか?
それは、ビュート王国王子の物ですよ?
王子でない貴方は、持つ権利などないはずです
さぁ渡しなさい」
魅那斗「・・・・だ 」
パイク「?」
魅那斗「嫌だ! これは、母さんが・・・」
パイク「では、こうしましょう」
と言って姿を消し
いつの間にか
リアとティーラの後ろに居た
そして、ティーラの首にナイフをあてた

魅那斗「や、やめろ・・・渡すから・・・」
ティーラ「お兄ちゃん・・・渡さないで・・・・
それは、お母さんの形見・・・・」
魅那斗「嫌だ・・・・ 」

と言ってペンダントをパイクに渡す
すると!
パイクは、ティーラの首にナイフをさして
パイク「ありがとうございました
あとは、テンとミリアの娘さえ手に入れたらワタクシも解放されます」
リア「い、いやぁぁぁぁぁ」
とリアは、叫ぶ

魅那斗「・・・・よくも・・・・ティーラを」
と、持っていた剣を抜く
パイク「おっと・・・危ないですよ 」
魅那斗「何が、危ないんだ・・・・よくも・・・よくも
リア・・・・ティーラを連れて、そらが、いるところに行け」
パイク「そら?・・・そういえば ミリアの弟は、そらと言う名でしたね
パイク「・・・もしかして・・・そこの娘テンとミリアの・・・・」
魅那斗「黙れ」
とパイクに斬りかかる
魅那斗「早く行け」
リア「う、うん・・・」
と言って
リアは、ティーラをおぶって逃げようとした
パイク「逃がしません」
と言ってリアたちの方へ近づくパイク
魅那斗「お前の相手は、俺だ・・・」

魅那斗の心の中で蘇る “あの言葉“
「大切な物を守る」

大好きだったそらの姉 ミリア
魅那斗「(ミリアさん・・・)
リア・・・いまだ!行け!」
リア「うん・・・」
とリアは、ティーラをおぶって花畑から出ていった

リア「そら・・・」

「そこのお嬢さんどうしました?」

そらと同い年ぐらいの少年が、現れた
リア「た、助け・・・て」
隼人「僕は、隼人  何が、あったの?」
リア「うっ・・・花ばた・・・け・・・・」
隼人「花畑? それにその血・・・後ろの女の子・・・」
リア「ティーラちゃん・・・悪いひ・・・と・・・に・・・うわぁぁぁ」
と泣き叫ぶ

隼人「・・・・残念だけどこの子は、もう・・・・」

その時

そら「お前・・・何泣かしてんだよ!」
リア「うっっ・・・そらぁぁぁ・・・」
そら「どうした?それに・・・お前まさか・・・」
と、隼人の方を見る

隼人「僕は、隼人 ただの旅人さ
僕が、ここを通ってたらこの子が、泣きながら走ってきたのさ」
そら「・・・・リア・・・一体・・・」
リア「花畑に・・・悪い・・・人・・・魅那斗・・・」
そら「・・・魅那斗? よくわかんないけど行くぞ」

その頃魅那斗&パイク


魅那斗「っ・・・!」
パイク「弱い・・・ 弱いですねぇ~」
魅那斗「黙れ・・・・」
パイク「私は、黙るのは、嫌いねんでねぇ~
黙ることは、できないんですよぉ~」
魅那斗「・・・・・・・」
パイク「さぁそろそろ終わりにしましょう
最後に言い残すことは、ないですね?」
魅那斗「・・・・(ミリア・・・さん)」
パイク「さようなら・・・魅那斗・エレード・ビュート」


その時だった

「やめろー」

と、そらが、走ってこっちへ来る

オラァァァ
そら「お前俺のダチいじめてんじゃねぇーよ」
と言って
パイクの左腕を切り落とした
パイク「うっ・・・」
そら「魅那斗! 大丈夫か?」
と、魅那斗の方を見る
魅那斗「そら・・・ 鳴呼・・・大丈夫さ」

パイク「フフッ あなたが、そらですか・・・
強いですねぇ~」

そら「・・・・・」
パイク「もっと楽しみたいし、あなたには、用が、ありますが
今日は、引き上げます
また、あいあましょう そら」
と、言ってパイクは、森の中へ消えて行った

そら「ちっ・・・」
魅那斗「・・・・リアは? それにティーラ・・・」
そら「    」

魅那斗「・・・嘘・・・だろ・・・・
うっ・・・・・・・」
そら「わりぃ・・・僕も一緒にいるべきだった・・・・」

そう・・・ティーラは、死んでいた

魅那斗「・・・違う・・・俺が、ちゃんと・・・・
ミリアさんとの”約束”を守っていれば・・・」
そら「まだ・・・・覚えているのか・・・・」
魅那斗「・・・・鳴呼 ミリアさんは、みんなのお姉ちゃんみたいな人だった
それなのに・・・・」
そら「僕も・・・・許さないよ・・・あいつだけは・・・・
あいつさえいなければ・・・・姉さんは・・・・
姉さんの病気が、悪化せずに済んだのかもしれない・・・・」
魅那斗「もし、あいつが、ミリアさんと結婚なんてしなかったら
リアは、居なかったかもしれない・・・
どちらにしろ・・・・悪い結果だ・・・・・」
そら「・・・・・・鳴呼・・・そうだな・・・」

すると雨が、降ってきた

魅那斗「リアは・・・?」
そら「むこうで、ティーラちゃんのそばにいる」
魅那斗「そうか・・・・」
そら「お前も行ってやれ・・・・・
って言うか行け!ってか行くぞ」

そらは、魅那斗の手を引きリアのいる場所へ向かった

永遠の絆 2話 約束を守れずに

はい・・・・・・・・
最悪な展開ねw
この先も読んでくれると嬉しいです

永遠の絆 2話 約束を守れずに

あの日の約束は、守れるのか

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-08-09

CC BY
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