永遠の絆 6話 記憶 後編
リアの記憶
リア「ただ覚えているのは
あの城の中に入った時だったの・・・
一人の男性が、いたわ
その人を殺せって・・・
ずっと言われ続けてた・・・・
だけど・・・・
できなかった
誰かが、叫んでるの・・・・・・
やめてって・・・・・・
その声は、誰だかわからないけど・・・・・・・
わたし自身もなんだか
そんなことをしたら
とても・・・後悔・・・しそうな・・・気がして・・・・」
そら「もう・・・いい もういいよ リア
思い出すだけで、辛いでしょ・・・?」
リア「・・・・・・・・」
リアは、頷いた
そら「・・・・・・・・・・・・!?」
リア「?」
そら「リア・・・その・・・傷」
リア「これは・・・・・・・・」
そら「まさか・・・・」
リア「命令に逆らうたびに付けられたの
もう2年たつけど・・・」
そら「・・・・・・・・・・・・」
そら「今から君にすべて話そう・・・
知っていることすべてを」
そら「君は、あの城の姫だ
だけど、君が、生まれる前にあの城は、悪に支配されていたんだよ
だから君は、城下町で生まれ育った
だけど・・・ねぇさ・・・ 君の母は、死んだ・・・・
そして君が、生まれる前にもう一人いる
君の母の子じゃないけど
父が、同じだ
そう・・・君のお兄さん
今は、行方不明
君のお兄さんは、・・・・・生きているはず」
リア「兄さん・・・ ねぇ! 探しに行っていい?
私には家族が、・・・ はっきり言ってお父さんもどこにいるか知らない・・・・
だから!せめて兄さんに・・・・・・・そしてあの城を平和に・・・・
それが、私の使命なのかもしれない」
そら「・・・・・リア・・・」
魅那斗「ミリアさんと同じ・・・事を・・・」
そら「僕たちもついて・・・行く 一緒に行こ?」
リア「えっ・・・?」
そら「僕たちもあの城の平和を願ってる だから手伝う」
永遠の絆 6話 記憶 後編
次からいよいよ冒険へ!