現在進行形で進むとある大学のとある理系女子学生の日々をただ綴っただけのお話。 この物語はフィクションです。現実とは異なります。多分。
同級生の唐木から、自由研究が完成したので見に来て欲しい、とのメールあった。イヤな予感がする。いや、イヤな予感しかしない。おれたちの高校には夏休みの自由研究がある。文字通り内容は自由なのだが、自称未来の大発明家で、親が大富豪の唐木の作るものは、高校生のレベルをはるかに超えているのだ……
朝焼けに昨晩のアルコールが残る吐息をはきかけ、恋人が暮らす教会へと向かったメシア・クライストは、そこで恋人マリア・プリースと父親代わりの神父が喧嘩をしている場面に遭遇する。 飛び出したマリアを探し、真夏の日差しの中を海辺へたどり着き、彼女の父へ対する思いを耳にする。 だが、2人の頭上から運命の光が降り注ぎ・・・・・・。