忘れる

しずしず

忘れて欲しい

あの子は、そう言っていた

その方が嬉しいの

そう言っていた

残酷なほどの、蝕まれた身体で

美しい瞳で惹き付けられた

誰からも忘れられたいと

冷たくなる身体で願っていたと思う

神様は

いつも、時々いじわるをする

忘れる

忘れる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-11-09

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