泥団子

開いて下さった方、本当にありがとうございます。

綺麗な姿に生まれ変わりたい
光沢のある黒真珠のような
艶の輝く真ん丸な
美しい泥団子に私はなりたい

砂場に捨てられた一人の時間は
醜い自分の姿に溜め息をつく
誰かが私を見つけてくれて
見違えるほど綺麗に作り直して欲しい

無邪気な子どもが足音を鳴らして
私を踏んづけて壊してしまった
もう二度と戻らないほどに

泥団子の私は砂粒になった
小さな私は自分を良く見れば
水晶のように光を反射していた

泥団子

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@hiraginosyuha

泥団子

ふと思い浮かんだことを、詩にしてみました。 泥団子を作っていた幼い頃が、すごく懐かしいです。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-11-09

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