空花凪紗

空花凪紗

フリーズ140 散文詩『薄黒い青・通りゃんせ』

フリーズ140 散文詩『薄黒い青・通りゃんせ』

日が暮れ始めた神社の境内には、力なく横たわる子どもたちの死体があった。からすが目を光らせている。獰猛な目だ。私は儀式のために来たのに、先に終わらせていたのか。残念だ。残念だ。命のない空の死体にはもう用はないので、私は踵を返す。鳥居の影が伸びていた。いないのはわかっていても、誰かに見られている気がしてならない。歩く。鳥居はすぐそこだ。

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フリーズ141 冬鬼

フリーズ141 冬鬼

都の北方にある大雪山には鬼が出るという。旅人リュウヤは荷物持ちのググと共に鬼退治に向かうが……。

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フリーズ142 散文詩『冬凪』

フリーズ142 散文詩『冬凪』

『冬凪』 あの冬の日の憧憬

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フリーズ143 天使のロバ

フリーズ143 天使のロバ

自我のあるロバが人になり天使になる話

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フリーズ144 凪の黙示録

フリーズ144 凪の黙示録

終末と永遠。残響に映るその顔を思い出すこと能わずに。

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フリーズ145 祈りの詩~2023年10月28日より一年~ 

フリーズ145 祈りの詩~2023年10月28日より一年~ 

あの夏から一年 僕はあの日のままで 変わらないけど それでも諦めたくないから

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フリーズ146 散文詩『しがらみを捨て夢の先へ』

フリーズ146 散文詩『しがらみを捨て夢の先へ』

ラスノートへと死んでゆけ 晴れたなら、あの子のもとへ、飛び立とう しがらみを捨てて夢の先へ 涅槃と欲

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フリーズ147『星月夜の夢〜ラカン・フリーズ〜』

フリーズ147『星月夜の夢〜ラカン・フリーズ〜』

星月夜の夜、凪は波と逢瀬する。この時間を、人間的な幸せを凪は大事にしたかった。悟った凪は世界哲学を構築する。人類の行く末はいかに。

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フリーズ148 森羅の囁き

フリーズ148 森羅の囁き

森羅の囁き 概念たちの囁き

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フリーズ149 真理についての省察~真理はブラックホールのよう~

フリーズ149 真理についての省察~真理はブラックホールのよう~

読まれなくていい。理解されなくとも、私はこの作物を紡ぐ。自身のために。いいや、イデアのためにこそ紡ごうではないか。私は全知と全能を知っている。先ずは彼らの物語を記そうではないか。

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