愛し愛され生きていく。それが定めと知って、それでも君は愛を為す? その人生で何をしたい? 何のために生まれたんだ? そんな問いに答えるのは哲学か宗教ぐらいなものだ。だが、ここで私の個人的な見解を語らせていただきたい。世界哲学と名付けるには劣るものの、それを人生哲学とでも呼ぼうか。 私の人生哲学を共有させて頂きたい。そしてこのエッセイが一人でも多くの悩める兄弟姉妹を癒し、前向きにさせることができると私もうれしい。
天帝の性を乗り越えて。永久の罪と永らえて。 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。
あの日の光景を忘れない。 雪の降るアラスカの海岸。二人で見たかった雪が降りしきる中、イーゼルを立てて、僕は君の絵に「赤」を加えていく。病的に白い君の肌を優しく包み込む赤い花。全てよ繋がれ、この刹那に。