自分で改良した珍しい緑色のグッピーを誤って逃がしてしまった。ある日、薄汚れたコートを着た男がどぶ泥の匂いをさせて庭から入ってきた。手には緑色のグッピーの入った瓶が握られていた。
ビルの一室から死体が外に放り出された。そのビルは一万年も前の人間が未来に目覚めることを夢見て眠っているところであった。
一つの街についた。人が通らない。家の前を通ると必ず赤子の泣く声が聞こえる。
鳥人が末期の天体にある惑星に着陸した。 惑星はドームに囲まれており、その星の住民は本能の終局の状態であった。
動物園のオラウータンが刺された。一匹だけではない。
夜中の二時、銀座の裏通りに針金のように細い足を持った痩せた少女が現れる
手術を受けた。目覚めない。どうも何かの中に閉じ込められたようだ。自分の睾丸の一つのようだ。
隣の町に行くバスをまっていると、同級生の女の子の車が偶然来た。のせてもらったのだが怒らせてしまいく途中で下された。雨が降ってきた。歩いていた男はちょうど来た車に乗せてもらったのだが
小指にはめていた蛇の指輪。請われて譲ってしまった。そのあと、小指が腐り始めた。
退職した年寄りの児童心理学者の部屋に遊びに行くぼおや、大きくなったらなにになるのだろう。