高尾山に生えている網笠茸に、小さな生き物が住んでいた。天狗だった。
アミガサタケの精になった吾は、鳥海山の近くを歩いていた。と、母娘といっしょになり、柘榴の山にいく
吾は大山ザリガニに連れられて、彼女の家に行く。大山苺を採ってきてほしいと頼まれる。
人面栗鼠の好物は霜柱(植物)の作る氷だった。
酒を飲んでいると、女やもりと男いもりが天井から落ちてきた。女やもりの亭主は、カマキリに惚れて家をでて、隣に住んでいるという。
禁断の果実は無花果だった。カエルとナメクジと蛇が守る無花果の木、そこは妖精たちの生まれる世界。その世界に足を踏み入れた吾。
海辺で暮らす吾家の庭には冬虫夏草が生える。近くの老人が珍しい限定本を持って、冬虫夏草をとらせてくれと言ってくる。
金色のカメムシにのって、養老の滝にいく。
吾は吾と同じ大きさのタマミジンコたちと一緒に温泉にはいった。
吾は桃色のタツノオトシゴと桃畑を歩いている。不老不死になる桃のなる木に出会う。