猫がいなくなった村の雪女の話
雪虫に魅せられた少年と死にゆく雪女のお話し
助けた雪女に助けられるお話
人間になりたかった雪女の物語
青木ヶ原の雪女の役目
寒い北の国、いつの間にか駅から出てきた女の子が猫を連れていく。猫は一晩経つと、それぞれの家に帰っていく。
魚人(うおひと)はいつもどこからか、目がみつめている。津波で飲みこまれた魚人の乗る船を、その目が助ける。
雪けぶるやぶの中にあらわれる赤い目、それは本当の雪女、一方、雪女と呼ばれる一族がいる。ある旅館での物語。
一人の女性アルピニスト(登山家)が雪山で一人思う。
真夜中林の中からギャーと悲鳴が上がる。少女が一人夜中に訪ねてくる。