その日、デパートに務める女は、病欠が二人でたことから、土佐の物産展の担当を頼まれた。会場では新規参入した酒蔵の若い社長が開店の準備をしていた。
からくりカラスから一週間ほど経った日の夜。かつて男子高校生だった女性型サイボーグの黒羽は自身を改造した叔父の旅愁に「一緒にお風呂に入ろう」と持ちかける。 合意の上での性交渉。しかし改造された機械の身体は行為を通して、黒羽の心まで機械に変えようとしていた。
【これは、ある男が見た十夜の夢。】 誰しも、夢を見ることはあるだろう。 けれど、いつまでも夢を覚えていることは、きっとないはずだ。 そんな世界で、ある男は見た夢をつづる。 これは、彼の見た十夜の夢。 次々に繰り広げられる奇妙な世界を、お楽しみください。
【上りきったその先で】 20歳の誕生日を迎えたある男子大学生の元に、友人がお祝いパーティーに誘ってきた。初めてのパーティーで、思う存分食ったり飲んだり踊ったりした「パーティーの主役」。しかしそれは、彼がこれから上る「大人の階段」のほんの一部に過ぎなかった。
【自分のヤバさに気づかないサイコパスホラー】 ある拘置所に死刑囚がいた。 その死刑囚は多すぎる殺人で、裁判で起訴されていたのであった。
【なぁ、ヒキイシって知ってるか?】 スーファミの「学校であった怖い話」や、2ちゃんねるの「洒落怖」の話がお好きな方におすすめします。サクッと読める怖い話です。