部員の作品を掲載しています。
【引き返して、】ある人がどこかへ向かって進んでいた。そしてその人は、来た道を戻り始めた。その人は戻る中で、何を考えていたのか。
【慶長五年、凡将秀忠をおもう】凡将とは、徳川二代将軍秀忠のことである。 関ヶ原の合戦にて後世までの汚名を被った秀忠を、家臣達、父、そして彼自身の目線で書いた短編小説。
【閑散とした長い夜にどうぞ。】濃厚でゐて纖細な漢字達の織り成す追憶と看過の生地に、たっぷりの小ネタと少々の香辛料を練り込んで卷き上げました。 作:蒾沙狐雪󠄁
【彼女のためなら、ナニモノにも】銀河にはラキルというお酒が流れています。ラキルの造り手・モロモロ族のチーノがある日出会ったのは笛吹きの少女でした― 作:綾野こまどり