この世には、ただ平凡に人間として生まれてくる者とそうでない者がいる。普通に学校へ行き、大人になって仕事に就き、人生を楽しみながら生涯を終える者。もう一つは、存在しているだけで大いなる宿命に日々を追われる者。 ここは二つ目の世界。「Another world」とでも呼ばれるだろう。そしてこのAWにいるのは「神」。 彼らが自分の宿命を果たし、生き残ることができるか、それとも…。
和裁職を生業とするヤエの世界は閉じられていた。 ヤエは此儘ずっと変わらぬ日々が続くと思っていたが…
一人の男が暗闇の中を歩いています。なぜ男は歩いているのか、定かではありません。男が一休みしようとすると背後から声をかけられます。その声は休むと時間に置いて行かれるといい、男を急かします。歩き続けながら男は声といくつかの会話を重ねます。声は男に過去を振り返るのはよくないと言います。男も過去を振り返る主義は用いていませんでした。会話が終わり、家に戻った主人公は思わず棚のアルバムを手に取ります。
ポスト・モダンの手法で描かれる幻想の街。そこに現れる怪しげなパーティ、パブ。夜の街を知りたい人のための初歩的夜遊びガイド。
「人を不幸にすること」それが、神様が悪魔に与えた使命である。 本来悪魔はその使命に罪悪感を覚えることはない。それが彼らの役割であるからだ。 しかし、ある一つの悪魔――哀しい悪魔は自分の使命に罪悪感を覚え、人を幸せにする天使に憧れを抱く。 そんなある日、哀しい悪魔は幸福の天使に出会い、幸福の天使は哀しい悪魔に出会う。 二つの混じることの無かった運命が交差し、二つの運命は変わっていく。