中等部時代は人間嫌いで通していた速河久作は、四月、私立桜桃学園高等部の一年になって早々、バスケ部エースの方城、頭脳派の須賀という友達と出会い、語らっていた。そこに「リカちゃん軍団」ことクラスメイト女子のリカ、アヤ、レイコが加わり、六人は騒がしいながら平凡な学生生活を謳歌していた。 そんな折、ミス桜桃学園というイベントが開催されると須賀が切り出した。それは、学園の女子で誰が一番の美人なのかを投票で決めるという、いかにも学生めいたイベントである。 だが、須賀はこれが当事者には危険なものだと説明した……。
梅雨、私立桜桃学園高等部。1-Cの速河久作は広報部の奈々岡鈴{ななおか・すず}の取材を受けていた。久作の友達、バスケ部の方城と頭脳派の須賀、そして、リカ、アヤ、レイコの「リカちゃん軍団」も同じく。 だが奈々岡の目的は取材ではなく、過去にあった事件の取材協力であった。 ※ライトノベル設定です。
ここではないどこか。 その大陸には古来より、妖と人間。二つの種族が棲んでいた。 争い続ける二つの種族を統治し、長い闘いを経て。 やがてできた一つの国。 その国を治めたのは、ある一頭の妖と一人の人間の王であった。
後編書き終わって完結しました。 人口が大幅に減少し多数の自治体が消滅してしまった近い未来。北海道札幌市のど真ん中で巨大な羆が出没して人間を襲うという奇妙な事件が発生するというお話です。アメリカ映画に有りがちな「モンスター的な動物パニック」になればと思いました。B級映画っぽい偶然の連続、有り得ない運の悪さ、そして都合の良い恋愛・・・そんな感じです。
これは、ある人物の一生を語るお話。 安藤を《お医者さん》にした一人の女性の物語。 お医者さんシリーズ、色々な謎が明らかになる過去編。 そんな第3章です。
色々と、色々な感じに個性的な《お医者さん》に出会ったことねさん。 深まった安藤の謎。 そんな中、診療所には新たなメンバーが加わります。 そして起こる一つの事件。現れる敵。 《お医者さん》の世界を脅かす敵との邂逅。そんな感じの第2章です。
《物語》から戻ってきた雨上さん。 しかし世界はその《物語》通りの展開に進み始めました。 そしてそれは、最終決戦へのカウントダウン…… 各勢力がぶつかり合い、二転三転する戦況の中、ついに迎える最強のゴッドヘルパーとの対決。 登場人物全員の全開バトルな第5章です。
みんなと一緒に強力な敵を打ち破った雨上さん。 そして物騒な事になっていく悪者チーム。 いつの間にやらいろいろな勢力が出来上がっていく中、世界にとんでもない異変が起きます。 それに対処していく雨上さん。その一方で起こる頂上決戦。 主人公をヨソに、最終章へ向けて力がぶつかり合う第4章です。
頼もしい仲間と、強力な敵。そんな二つに出会った雨上さん。 今回、雨上さんを危険視した敵はとうとう悪者チームでも上位に入る実力者を雨上さんに向かわせます。 そして姿を現す敵のリーダーにして、今回の事件の首謀者。 明らかになる首謀者の目的。 「複数」対「複数」の大混戦の総力戦 しかしそんな裏でとある人物が思わぬ行動を…… 起承転結で言うならば、「承」と「転」の間でしょうか。 そんな感じの第3章です。
無事に事件を一つ解決した雨上さん。 正義のヒーローに憧れる女の子と仲良くなったりと雨上さんの日々は楽しくなっていきます。 そんな彼女の前に現れる、彼女を仲間に迎えたいという女性。 街で起き始める不可思議な事件。 様々なゴッドヘルパーが雨上さんに目をつけ始め、そして現れる今回の事件を引き起こしている悪者チーム。 前回とは比べ物にならない強さの敵を前に、雨上さんは……!? 第1章では一人だけで戦っていた雨上さんの周りに、「味方」と「敵」が登場していく第2章。 この物語はここから始まります。
阿理沙はある夜、渋谷駅で無差別テロに巻き込まれる。犯人達は、動く死体に殺された。 操っていたのは従兄弟の泰河。その正体は、脳内に<ネジ>という未知の器官を有した、進化した人類<クロックワーク>。 彼らの特徴は遺伝し、ある条件が揃えば生態系を激変させるほどの天変地異が起こるという。 旧人類との共存を望む謎の組織「サーカス」によって暴かれる、泰河の母親の陰謀とは? テン年代能力系バトルノベル、続編執筆快調!
播戸良介は借金を抱えていた。返すあてのない2950万円を手に入れるために勢い余って子供を誘拐してしまい、何故か子どもと一緒に誘拐事件を計画する。そして誘拐事件を追う一里塚署の樹村と桐星事件はどう収束するのか。 キーワード: 誘拐 ミステリ 子ども
エミルは17歳になる少女。ある日ハトコのスタルニスに出会う。 次第に惹かれあう二人は許されぬ恋に集落を逃げ出す計画を立てる。 どこにでもある恋愛話、いつの時代にも転がっている恋愛話…ただ違う事は二人が生きた地が紛争地帯であった事… 彼女は何を見、何をされ、何故そこに居たのか? 今、我々の生きる時代に起こる、殉教者達の現実。
平々凡々。正にそうとしか言えない人生を送ってきた月見里雪。この春、高校に入学し、いつも通りの帰路を辿っていると、突如女神を自称する女が現れた。「この声が聞こえている知恵ある全ての者よ。前神を討ち、この宇宙を我が手中に収めた妾は——改革を宣言する」「この世界の理を、科学から魔法へ変える」「妾は努力は報われるべきだと思っている」そんな女神の言葉に、努力が実ることも、報われることもなく、むしろ、裏切られることの方が多かった雪は決意する。 この世界で——頂点を目指す、と。 (※小説家になろうと重複投稿)
家出をした女子高校生『 なつき 』。 渋谷界隈で、同じような遍歴を持つ仲間と共に、『 夜の女 』としての生活をしていた。 そして、ある夜・・・
主人公のなみえは中学生。一般の公立中学に通う彼女は家庭の事情で表情が豊かではない。その彼女が、ある男性と出会い、心を開く。そんな二人を描いたお話です。
平安時代のように呪術が横行している20XX年の東京。 中でも高校生による呪殺事件が教育現場に影を落としていた。 政府は文部省高等教育局に特務課別室を置き、各方面から霊能エージェントをあつめ、問題のある高校に転入させ、事態の収拾を計った。 本作はその霊能エージェントである月島闇夜(つきしまあんや)と、その識神、青沼スケキヨの物語である。