小説家のよみさんと、酒によって前後不覚に陥ったところを一晩介抱してもらったことをきっかけに知り合った私は、その後何度も彼女の家に通う。そして、私の心はよみさんに甘く不可解な感情を抱くようになる。
幸せをモチーフに色とりどりの生き方がありました。ただ、何か結果を残せば、その結果には責任が発生します。失敗の結果ゆえに苦しむ人や成功の結果ゆえに喜ぶ人生は、人それぞれです。いったい私たちは何を思って生きているのだろう?そんな、質素で簡潔な思いを筆に込めました。
それぞれの交流戦が始まり、自分の力を確かめる面々。 多くの強者が挑戦者として更なる強者に挑む中、エリルに挑んできたのはロイドの友達のキキョウで――
クラスの出し物からのサボりを決め込んだ朱夏に現れる妄想の数々。 今日と変わらない明日を望む彼女の前に横たわる文化祭という名の非日常世界。 自称【どこにでもいる女子高生】龍蔵寺朱夏が語る県立東雲高校の文化祭とは… 何気ない時間の流れの中で気づくのは青春の煌めきか、それとも戻らない日々の輝きか。
前回の「Timjinの回想録 Ⅰ」の続編。Timjin(ラブラドール・リトリバー)が東京から引っ越し、山形の元書生さんのもとで生活していく様子。元書生さんがフィリピーナから聞いた話もあります。 途中までですが、勘弁してください。
義人とレボトムス王のやり取りを目撃したパガサたち。地図の意義を問いただしたカタランタに答えようとするパガサ。しかし,事態はある者の出現で急展開を迎えようとしていた。第三部完結
御古都(みこと)の瑞々しくも切ない再生の物語。雪散る仙台を背景に淡々と綴られる。 八木山動物公園駅の改札を憂鬱な顔で通り抜けるひとりの女子高生がいた。名前は修明御古都。 真新しい駅舎も、美しい街並みも、櫻で埋め尽くされた学校も、御古都にはモノクロのフィルターがかかったように灰色にしか見えない。 吹奏楽部でクラリネットを担当する、明るく軽やかな亜里沙。親戚の神社を手伝う、引っ込み思案で大人しい優子。 そんな二人に囲まれる日常の中で、御古都の世界は少しずつ色を取り戻していく…
職業、手話漫談家、パントマイマー、脚本家、秋吉ザンパノ青春の記録。 国立大学付属聴覚特別支援学校に通うワタルは、親友で“若冲の再来”と呼ばれるトモヒロの個展でボブ髪が可愛いリンに恋をした。障害が壁になると思いながら話しかけるとリンは優しく言った。 「その赤と黄色の補聴器オシャレね」。 その日から交流が始まった。毎日、言葉の壁がないメールで饒舌に語った。皮肉にも恋した相手は音大付属高校に通っていた。映画研究会に所属しているワタルは、脚本コンクールに二度落ちたことで進路に悩んでいた。そんな時、リンと初めてお茶をする――。
ウミウシ擬人化コメディー創作。Pixivの方にも投稿しています。 キャラクター設定などはこちらを見ていただければと思います。⇒ https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=64232009
憧れの魔法少女、桜 彩花がどうして変わってしまったのかを調べる遼斗。彼女のかつてのパストラルや大戦時の戦友、雨竜 朱鷺姫と会って話を聞き、桜の心境に迫る。そして、桜の内心を知った遼斗は彼女を立ち直らせるべく自身の熱い気持ちをぶつけるのだった。
自分に宿る験力が原因で友人を失った真藤朱理は、その能力をコントロールするため祖父の元で修行をする決意をした。 母と叔父は最後まで験力の封印を望んでいたが、それは出来ないと祖父から言われる。 朱理に験力を持つ事の意味を教えるため、母は自分の過去を彼女に追体験させる。
「境の民」の素性を明らかにしたカタランタ。しかし,それはパガサに新たな疑念の根を植える。そこへ現れるマクレアの義人。彼らの目的は何で,「輝石」との関係はあるのか。