とある星で発見された人間型生物「ヒョットコ」 ヒョットコたちが不当な扱いを受けている、現代の奴隷であるとする男によるヒョットコたちへのインタビューと男の決意。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
村雨まひる(ムラサメマヒル)は、入学式で出会った東雲夏織(しののめかおり)に一目ぼれ。告白しようとしたが、夏織は普通じゃなかった。
あらすじ 田合剣 志穂(たごうけん しほ)は改造人間である。 人類の粛清を企む組織、「ウィッチ」に魔法を使うための体に改造されてしまった。 人類の平和のために彼女は「聖女ドラゴンヴァルキリー」を名乗り、ウィッチの魔女達と戦い続けるのであった。 ※自ブログにて連載中小説の転載です。 http://ameblo.jp/balu-r/ よろしくお願いします!
七十歳以上の国民の財産を国が没収する「熟年法」が施行されて以降、首相は常に悩まされてきた。 老人たちが連日押しかけて罵声を浴びせていく。脅迫めいた電話をかけてくる。 健康的な外見をしていた首相はあっという間にやつれていった。 それでも無責任なことはしたくない、と真摯に対応していた首相だったが、あるホテル前で事件が起こる……。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
駅へと続く高架下の道。 重力の強い夏の日にそこで起こったバカバカしいできごとを綴ったナンセンス作品です。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
中学2年生の私が生きる憂鬱な1日 今日もいろいろあった きっと明日もいろいろあるだろう それでも一歩一歩踏みしめて生きていけるといいなぁ
~前編のあらすじ~ 過保護な母親との確執が原因で日常的に自傷行為を繰り返す二十歳の青年ナオヤは、女子高生ユウキと出会う。 何気なく出会った二人であったが、次第に心の距離を縮めてゆく。 だが、ある日、親友のコウジの恋人であるイズミからユウキがウソツキ女で有名な事を聞かされる。 ナオヤはそれをユウキに問い、ユウキも認めるが、彼女もまた様々な事情を抱えていた。 お互いの傷を知った二人は一緒になる事を選ぶのだった。
心の葛藤を自分の体を傷付けることで晴らす青年、ナオヤ。 そんな彼を癒してくれる唯一つの場所は、JR板橋駅のホームの端から見える空と地上が混ざり合う風景。 その場所でナオヤは、女子高生のユウキと出会う。 見かけたユウキに声をかけるナオヤ。だが、一目惚れというわけではなかった。 それは、ほんの気まぐれ・・・ しかしその気まぐれは、ユウキの心に深く響く。深い傷を負った心に・・・ お互いに心に傷を持った男女が織り成す青春群像ラブストーリー。
~中編のあらすじ~ 付き合うことになったナオヤとユウキ。しかし、家に帰りたくない二人は、駆け落ち同然にネットカフェで寝泊りを繰り返す。 そのネットカフェで、遠山カレンという不思議な女性とも出会い、二人はそれなりに楽しく過ごす。 だが、経済的危機は否めなかった。 そこでユウキは、イズミの勧めでキャバクラに勤め始める。経済的には安定するものの、未だ仕事も見つからないナオヤは、自己嫌悪に落ちてゆくのだった。
「近所でアルバイトをしているかわいい子」が自分の住むマンション、それも自分の部屋の真下に住んでいると知った男。 なんとなく、思いつきで彼は部屋の床に穴をあけはじめた。 それに大きな理由はなく犯罪だとわかっていながら、いずれ穴から漂うだろう彼女の香りを想像して男は困難な作業を繰り返した。 そしてようやく穴があき、男は彼女との共同生活を始めた。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
銀河系外のとある星。そこは人類の入植に備えた開発がロボットたちの手によって進められていた。 星の開発責任者と外宇宙開発局の局長は、ロボットたちが自己進化していく様子を好意的に見守り、その後の発展を期待していた。 彼らは考えていた。人類が入植しなければあの星は永遠にロボットたちのものだ。その方がいいだろう。 そして一方では……。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
陸地を海に変えていく魚の怪物と、それに抗う人類の物語。 魔術師の青年と、彼に恋する少女の2人連れが大陸を巡り、人が生き残るための希望を見出そうとする。 ――大魔術師カスケイドと、彼女が率いるアルケミストの集団は、「ベミエラの街」を守るために魚の怪物と戦っていた。 しかし国が戦争で疲弊すると、それに属するベミエラもまた疲弊してアルケミストを養えなくなっていく。 するとカスケイドは容赦なく、略奪めいたやり方でベミエラから人や食べ物を奪うようになった。 街の窮状を見た領主代役のクロードは、時に天候さえ司るというシャーマンを1人、藁にも縋る思いで街に呼び寄せた。 何よりも街を養い、カスケイドとの争いを回避するため。青年の活動と、少女の暗躍が始まる