合衆国の秘密組織《エスメラルダ機関》の研究が、不死の超人をアメコミの世界から現実に引きずりだした。 那智剣吾――彼はアメリカにその肉体を不死身の超人兵士に、その運命を戦う者に変えられてしまった。 最初はテロ事件の解決者として、次は主要国に牙を剥く、『自我を持ったコンピューター』の破壊の使命を負う者として、彼は世界中を飛び回る。 不幸な少女マリアと出会い、彼女の庇護者とならんと決意した時、彼はエスメラルダ機関と訣別する。そして自我を持つコンピューターに作られた超人兵士若林がかけがえの無い友として、彼とともに立つ。 この物型は、生きる運命を誰かに弄ばれることに抗う剣吾の、愛と、血と、暴力と冒険の黙示録である。
人類には・・癖のある者も・・。 訪問者には・・目的がある・・。 最後を見届ける為か・・? 人類の良いところだけを・・見ていかれれば・・良いのだが・・。 なかなか・・そうとも言えないのが・・この小さな惑星の中に於いても・・いろいろな差別や色を分けてしまう・・権力者が・・自らの欲望通りに・・善良な国民を・・ないがしろにしているという事・・其のとんでもない愚者を・・先ずは消滅させなくてはならない・・。