これは、世界から言葉が失われ、文明が衰退し、世界が終わりに向かって行く中、世界に言葉を取り戻すという宿命を背負った二人の男女、タケシとマヤの愛と成長の物語である。幼くも互いに惹かれあっていた二人は、ある不幸な事故のために、パラレルワールド上の別々の世界で生きなければならなくなってしまった。二人は、何とか再びめぐり逢おうと必死に互いを捜し求め、困難を乗り越える過程で、互いへの思いを育み、人間として成長していく。そして、遂には再会を果たし、二人の力で世界から失われた大切な言葉を取り戻す。 物語は、全第三部で構成される。
あらゆる女性が知性と言葉を失い、子供を産む生体機械、男のための家畜にまで堕とされてしまった時代を描く物語です。 どちらかと言えばファンタジーでしょうが、ディストピア系のSFとも言えそうなので、両方にタグを打っておきます。 ポルノグラフィーは目指していませんが、性的な描写や不道徳な描写は多くなると思います。悪しからず。
男装の麗人・川島芳子と悲劇の皇后・婉容の出逢いと別れ。 シリアス歴史ストーリー。ほんのりGLです。苦手な方はご注意ください。
自由が制限された国。ダスメニア王国。 そこでは、子供たちに英雄教育が課せられていた。 「お前たちはヒーローだ。」 いつも言い聞かされてきた主人公は、ある日一人の子供に出会う。
稚拙ながらも、それもまた自分への戒めにするために、こちらに掲載させていただきました。 どこまでも余ったるい、不思議な男女のお話です。
歴史が織りなす“ファンタジー” ――上古において神々が創りし世界、アリューザ・ガルド。ディトゥア神族の一人によって、その歴史が今、ひもとかれる。これは、神話の時代から人間の諸国家興亡に至るまでの、長きにわたる史実をまとめ上げた書物である―― 創作ファンタジー世界アリューザ・ガルドの歴史設定もの。とはいえ堅いものではなく、読み物として楽しめるような文章を心がけました。
長編ファンタジー作品『フェル・アルム刻記』を補完する著述。 真実の歴史や年表、ルード達の動向、彼らのその後などについて記載しています。
遠雷は徐々に近づき、嵐をもたらす。 ついに河は決壊し、濁流となって大地を根こそぎ奪おうとする。 フェル・アルムは、運命の渦中にある者達は、どうなるのか―― 大気杜弥が綴る、大長編ファンタジー作、完結編!
これは、アリューザ・ガルドという世界において紡がれる物語の一つ。 大いなる魔法の力、 “魔導”を巡る物語。そして膨大な赤い魔力持つ龍人の若者、ミスティンキルの物語。彼が月の世界で、恋人の有翼人ウィムリーフと共に、魔導の封印を解き放ち、すべてが始まる。 気高き龍が、鮮やかな魔法が、そしていにしえの魔導師が、密接に関わりゆく大河ファンタジー。
長編ファンタジー作品『赤のミスティンキル』の前日譚。 主人公のミスティンキルとヒロインのウィムリーフが出会ったシーンを書き上げました。