白い吐息

もうすぐ冬ですね   あぁ、彼女が欲しい、、、

マフラーを巻いた君が
息をホッと吐いた

 刹那吐息は虚空に薄れ
  その場に静けさを奏でる

どうか、この消えて行く吐息が君と私を暗示することがないように
どうか私の側から消えないでおくれ、と

願いもまた、虚空の空に響き渡るのみ

白い吐息

白い吐息

冬が終われば春がくる。 春は無言で終わりを告げる。 そのまえに、思いを伝えよう。 無駄でも進めば道はできる。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-09-27

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