真夜中に殺人事件が発生!事件現場の目撃情報や防犯カメラはなし。だが、最近の事件現場の様子を不思議に思っている女性が1人。果たして、犯人は誰なのか?何故殺人事件を起こしてしまったのか?
自身の一次創作小説『ザンクトゥアリウムの箴言』の本編序章部分。全文公開しています(※刊行時に編集する場合あり)。病弱な公女フュラシアとその私兵チュニカの一日。『ザンクトゥアリウムの箴言』は西洋風ハイファンタジー・2019年10月テキレボ9にて発行予定です。なお、本編の序章以外のweb公開予定はありません。
「たまには本当の空で泳いでみれば?」って、私はソラ男に言った。ある晴れた日に仲良しグループたちとバーベキュー。私が「ソラ男よ。彼は風船なの」って紹介すると、みんなは拍手喝采、大歓迎。まさか本当にソラ男が風船だって信じている、一人の馬鹿な男を除いては。
私ははっきりとしたことが好きだ。 そんな私は、一見完璧超人に見える男性教師の仮面の奥に、なにか暗い闇を見出す。 先生の正体の謎、そして先生に対して恋をしてしまった私自身の謎。 私はこれらに解を求めて、行動を起こす。 そしてその先で、私たちの本当の関係を知ったとき、私は、生涯における命題と対峙するのだった。