「幸せ」ってなんだろう。 「生きる」ってなんだろう。 そんなことを考えるきっかけにしていただきたい短編小説です。 15分くらいで読める簡単な内容になっています。 ぜひご覧下さい。
※未完。次話掲載時期も未定。 光り輝く数多の石から産業を興し、発展した世界。 世界を根底から支える≪紺≫や、神の奇跡を示す≪赤≫など、教会が伝える創世からの戒が色濃く残る世界。そこに生まれた≪生ける血の石・深紅≫を宿した少年の話。 人間の力では、取り出すことも出来ない≪石≫を抱えたまま、日々を生きる術を磨かなければならなくなった少年の元に、自分の体に潜む≪色≫と同じ、≪赤色にまつわる謎≫が現れる。命の重さを測る術は、誰にも赦されないーーーー。
昔話の手なし娘を下地にして書いてみました。 何故、娘は傷ついていたのか?そして記憶喪失なのか? 君子家の人々の優しさに触れつつ、娘は不自由なく成長していくのだが・・・
二人の人間が後悔しているお話。 誰でも後悔することがあるけど、この二人はあまりにも大きな罪を背負ってしまった。 人は時に生きるのと同じくらい、死ぬことに勇気を必要とする。 死は尊いもの。 それを認めるのに時間がかかった二人のお話。
デジャヴ(既視感)というのは誰でも時々は体験するらしい。村井も以前経験したことがある。つまり、初めて見る景色のはずなのに、以前に確かに見た気がする、というやつだ。だが、今、村井が感じているのはまったく逆の感覚であった。 朝、いつものように...
水臣を追って理の姫が散り、花守も明臣を除いて殉死を遂げる。 終焉を迎えるかに思えた魍魎との戦いは、大きく様相を変える。 そして、門倉剣護は胸に秘めた決意のもとに動き始める。真白は彼を繋ぎ止めようと必死になるが。 「そして最後は あなたに帰る 白い花びら白い雪 手を重ねたら約束の地に 私の愛しい風が吹く」 ついに終章です。