奇病専門医のいるところ。~森を入ってすぐ上を見てください~

柊月

こんにちは、はじめまして、…こんばんはw柊月です。初めて小説を書きます
趣味でお話を書くのをやっているのでね、うん。えっと…得意じゃないのですが奇病のお話を書かせていただきますw

のんびりと書いていこうかなと思ったりしますので生暖かい目で見守っていただけると嬉しいです(´・ω・`)

設定*登場人物

【奇病専門診療所】
[森を入ってすぐ上を見てください]という看板が深い森の入口に建っている。上を見ると特になにも、ない。が、ずっと森を進んでいくと木製の可愛らしい奇病専門診療所が建っていて、看板は何かと訪ねると「運が良ければ美しい人に会えるのですよ」と返ってくる、不思議な診療所だ。
だがそこにいる医者は全て優秀な専門医であり、有名な診療所だ。



【奇病専門医者】
*1
名前:静原優香(セイハラ ユウカ)
性別:女
年齢:24歳
誕生日:5月9日
血液型:AB型
性格:基本無口で落ち着いている。一人称は[私]。男口調で話す。心優しく心厳しい女性。虫や怪談は特に苦手ではないが、何故か雷が怖い。
容姿:身長170cm、体重50kg。黒髪長髪一つにまとめている。胸ポケットにメガネを入れている(本などを読む時に着ける)。いつも白衣を羽織っている(服装は基本私服なので時と場合による)。
設定:奇病にかかった患者を専門として診療する医者。彼女の過去に何かあったわけでもなく、奇病について勉強したのみ。英語を完璧に話し、対応も優れている。

*2
名前:狭山真尋(サヤマ マヒロ)
性別:男
年齢:26歳
誕生日:12月6日
血液型:A型
性格:いつもニコニコしている温和な男。優しすぎる、という言葉が似合うだろうか少しヘタレ。恋愛については不器用でアドバイスする側に回る。
容姿:身長180cm、体重73kg。黒髪短髪(前髪をあげている)片方の耳にシンプルなピアスをしている。白衣は堅苦しいと言って必要時にしか着用しない。(こちらも私服なので時と場合による。)

*3
名前:雨沢蓮奈(アマザワ レンナ)
性別:女
年齢:23歳
誕生日:7月19日
血液型:A型
性格:明るく、小学生のような性格。人に優しく、自分に厳しく。がモットーで一人で溜め込むこともしばしば。いつも静原にくっついている。一言で言うと静原ラブなドジっ子。
容姿:身長167cm、体重不明。明るい色の髪。ショートカットでふんわりとカチューシャをしている。(静原とお揃いと言って)メガネを白衣のポケットに入れている。

*4
名前:高尾蒼大(タカオ ソウタ)
性別:男
年齢:26歳
誕生日:9月7日
血液型:B型
性格:無口…とまではいかないが無愛想な感じ。優しいものの不器用なためヘタレなところもしばしば。(狭山と大学が一緒だった)
容姿:身長175cm、体重56kg。黒髪短髪。いつもYシャツでネクタイを締めている。(白衣は気分で)


【患者(入院中)】追加予定
名前:花見堂 優(ハナミドウ ユウ)
性別:男
年齢:17歳
誕生日:5月20日
血液型:O型
性格:明るく、女好き。男前でやはり女性に人気があるものの遊び人で、調子に乗るのが早い。友達思いなところもある
容姿:173cm、体重52kg。茶髪に染めている髪、ピアスをチャラチャラつけており、いわゆるチャラ男。
奇病:

プロローグ

ある年の、ある夏の日。自分の部屋で目覚めた。朝からギラギラと太陽が照りつけている、いつも着ている白衣を身にまとうといつも通りアパートを出た。アパートの階段を降りて、近くのバス停まで歩いていく静原優香。そして、バスが来ると乗って目的地に着くと運賃を払って降りた。降りて見えたのは、大きな森と白い看板。
_____森を入ってすぐ上を見てください。
その看板をチラッと見てその大きな森に入っていき、不意に上を見ては彼女はふっと微笑んだ。
しばらく歩いていくと白く塗られた壁に、まばらに散らされた桃色の点々。一見見ると、可愛らしい女の子が住んでいそうな________
「__あっ、優香ちゃんだ!優香ちゃーんっ!」
住んでいそうな…建物から出てきた白衣の女性が優香を見てブンブン手を振っている。優香も軽く手をあげると女性が駆け寄ってきた。
「おはよう優香ちゃんっ!今日は患者さんが朝から来てるんだよ」
「ああ、おはよう蓮奈。朝から?随分と早くにいらしたんだな」
蓮奈と呼ばれた雨沢蓮奈という女性は優香を見上げてニコニコと笑っている。優香は腕をまくると建物の入口に靴を置いてあるのを見ていた。
「今は真尋君と蒼大君が見てくれてるんだ。」
「そうなのか、今から私も向かう。」
「うん、私も水やりが終わったら行くね!」
「ああ。」
第一治療室だよー!と手を振りながらジョウロを手に花壇に水を掛けている蓮奈と別れると靴を脱いで靴箱に入れ、廊下を歩き第一治療室と書かれた部屋の前に立つ。と中から叫ぶ声とそれをなだめるような声が聞こえた。
「俺どうしちゃったんですか…!?」
「お、落ち着いて。もうすぐ静原さんが来るから…」
優香はポケットからメガネを取り出すと軽くかけて扉に手をかけ、キィッと音をたてて扉を開けて第一治療室に入っていく。

1~涙石病~

キィッと音をたてて扉を開けた。バッと振り返る青年の目には涙が溜まっており、彼の足元には青や赤、緑や黄色…の小さな石が転がっている。そして彼の前に座って彼の頭を撫でる狭山真尋と、その後ろに立って資料を見る高尾蒼大。
「あっ、静原さん…やっと来た。」
「お待たせ。すまないな、待たせてしまって…こんにちは青年。」
「アンタ…誰」
軽く青年の頭に手を置いて真尋と座る場所を変わって青年を見つめる優香。をキッと睨む青年の目から落ちた涙が、一瞬にして色に変わった。
「っ?…ああ、私は静原優香。ここの医師だ。君は…花見堂 優君、だね」
「…はい」
「狭山さん、病状は。」
「うん、涙が色石になる…っていうやつだよ」
よく見ると、うつむいている優の体が微かだが透けている。
涙が色石に変わる______涙石病だ。これは、その名の通り涙が目から溢れる際に色石に変わって、それで体の色素が失われていく…。という症状で、色素の回復は12時間程度。泣かなければいい。という問題ではあるが、なかなかそれは難しい。あくびをして出た涙でさえも、目から溢れれば色石となって目から落ちる。
「まあまず涙を拭いて、これを飲んでくれ。それから、君の病気は80になるまで病状が消えない。だからここに入院という形になるんだが_____」
優香の話を遮るようにバンっと扉が開いた。ビクッとした優が涙を拭くタオルを落としてしまった。
「優香ちゃぁーんっ!!来たよ!」
「診察中だ。助手は出ろ雨沢」
「なにおう!?」
「うるさいぞ二人とも。で、優君、入院は…」
騒ぎ出しそうな二人を真尋に追い出してもらい、本題に入ろうと__________
「入院、します…俺」
「っ、そうか…じゃあ私もここに泊まろう。狭山さん、病室の準備をよろしく」
「うん、わかったよ」
病室に向かった二人を見送ると、第一治療室に優香一人になった。
涙石病の病因は、一番多いのがストレスだと言われている。特に何も無さそうだが、慎重に彼の心についていった方がいいのかも知れない。_________________
そんなことを思いながら優香は入院者の食事作りにキッチンに向かった。
つづく

奇病専門医のいるところ。~森を入ってすぐ上を見てください~

奇病専門医のいるところ。~森を入ってすぐ上を見てください~

《森を入ってすぐ上を見てください》

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-02

CC BY-NC-ND
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CC BY-NC-ND
  1. 設定*登場人物
  2. プロローグ
  3. 1~涙石病~