マキタを罠に嵌めたのは、銀河屈指の富豪惑星ジュドー星当主のサビアだった。 連邦と組んだ軍事国家ラビド星に陥れられたジュドー星は、国の宝を譲渡しなければならない瀬戸際に追い詰められていた。ところが和平調停にて渡す筈の宝を持って、ここギーンに赴いた使者が、旅客船の事故によりある星に漂着してしまったと言う。 〈ブレイザークロス〉。連邦、帝国双方から畏れられる閉鎖星系にだ。 脅迫と表裏一体のマキタへの依頼は、その閉鎖星系から、使者と宝とを引き揚げるというものであった。 そして〈ブレイザークロス〉は、マキタにとっても特別な意味を持つ場所であった。 ビジネスライクに振る舞おうとしながら、実はマキタを憎からず思い、彼を大変な事態に巻き込んだことを悔やんでいたサビアに会うために、警備陣ひしめくホテルに、マキタは単身潜入していく。
どうして夫は毎日帰りが遅いのだろう。忙しい忙しいって言うけど、それならもっと残業代がついても良さそうなものだ。それを聞くと「仕事が終わらなくて自主的に残っているのは、残業として認められないんだ」って。それって『サービス残業』もいいところじゃない…
大罪と死神のもうひとつの物語に登場する人物たちのスピンオフとなります。恋愛ものですが、暴力的な表現がありますので苦手な方はご注意ください。
約30年前から人に危害を加える存在として認識された”害獣”。 これを観測し、居住区への侵攻を阻止すべく、民間戦闘組織〈陸軍第一拠点〉は戦闘を続けていた。 飛行型害獣への対抗策として、傭兵ジール・K・ウールフェードは次世代型ジェット戦闘機パイロットとして試験飛行に臨む。
世の中は「〇〇離れ」と言って、若者のせいにしまうことが多々ありますが、きちんと見つめて考えて欲しいのです。 情報を鵜呑みにするのではなく、きちんと見つめて、しっかり考えれば、真実が見えてくるのではないでしょうか。
角行鬼さんの恋愛話。昔馴染みの酒呑童子=伶路さんの式鬼と、2人きりで密室に閉じ込められてしまい・・・道満法師の悪戯な訳ですが。沢山居る伶路さんの式鬼の中に、1人くらい茨木童子=角行鬼の知り合いが居ても、おかしくないと思うんだ。