初恋
まど
知らないうちに燃え上がり
知らないうちに鎮まっていた
なけなしの炎よ
名付けられなかった感情よ
ふと 僕はお前を見つけた
石鹸色した蝶々の飛行に
ふとした夕闇の薄暗さに
少しの悲しいをため込んだ、
僕の濁った奥底で
長らく燻っていたお前を
他愛ない胸に満ちていた
焦がれた匂いに
僕は今になって咳をした
初恋
まど
知らないうちに燃え上がり
知らないうちに鎮まっていた
なけなしの炎よ
名付けられなかった感情よ
ふと 僕はお前を見つけた
石鹸色した蝶々の飛行に
ふとした夕闇の薄暗さに
少しの悲しいをため込んだ、
僕の濁った奥底で
長らく燻っていたお前を
他愛ない胸に満ちていた
焦がれた匂いに
僕は今になって咳をした
初恋