初恋
知らないうちに燃え上がり
知らないうちに鎮まっていた
なけなしの炎よ
名付けられなかった感情よ
ふと 僕はお前を見つけた
石鹸色した蝶々の飛行に
ふとした夕闇の薄暗さに
少しの悲しいをため込んだ、
僕の濁った奥底で
長らく燻っていたお前を
他愛ない胸に満ちていた
焦がれた匂いに
僕は今になって咳をした
初恋
知らないうちに燃え上がり
知らないうちに鎮まっていた
なけなしの炎よ
名付けられなかった感情よ
ふと 僕はお前を見つけた
石鹸色した蝶々の飛行に
ふとした夕闇の薄暗さに
少しの悲しいをため込んだ、
僕の濁った奥底で
長らく燻っていたお前を
他愛ない胸に満ちていた
焦がれた匂いに
僕は今になって咳をした
初恋