グラサンをかけたガタイの良い黒尽くめのおっさんの声から始まる異世界の物語。 何かを感じた少女と 少年の目に映るどこか見えない、足りない女の子。 少年の生まれた時から存在する『生活』と新しく構築されてゆく『生活』。 先はなんとなく読めるのに何か違う。 少年と女の子の間に生まれるものはなんなのか。 ・少年 日本であればだいたいどこにでもいる16歳の男子高校生。 しかし彼の場合は友達がいない訳では無いけど他人との適度な距離感を大切にする帰宅部。 現実では当然何の能力もない... ・彼女 黒髪ロングの女の子。 身長は158くらい。 何か部活に入っている様子もないが、だからといって何もしていないわけではなさそう。 友達と話している見ればいいほうだ。 どこからどう見ても冒険ファンタジー。 恋愛の入る隙など無いはずなのに自然と生まれてしまう。
レイ博士は、アークライト発明所にやってきた3人の男に、 あらかじめ依頼を受けていた爆弾を渡す。 その爆弾は一見、ただのガラクタにしか見えないが……。
研究所にやってきた男の依頼により、レイ博士は、未来を知ることができる「タイムライター」を発明する。 男はさっそくタイムライターを使い、未来を知ろうとするが……。
S級犯罪者とでくわす夏休みを終え、学院は新学期早々にランク戦に突入! 強大な敵との戦闘をキッカケに強くなった『ビックリ箱騎士団』だったが、セイリオス学院にはすごい生徒がたくさんいた! 加えて勃発するのはロイドを中心に始まる女の戦い! 騎士の学院のバトルトーナメントと田舎者をめぐる女の子たち物語……です。 ※「章」ごとにバラバラにあげていたお話しを「第○話」でまとめたモノです。
ロイドVSエリルの決勝戦。そして閉幕するランク戦。セイリオス学院のお祭りが終わる中、ロイドを中心に勃発していたもう一つの戦いにも決着の時が訪れる。 一方、カラードとの戦いによって明らかになるロイドの力――そこに注目するのは先生らだけではなく――
電車には毎日、様々な人が乗ってくる。 ドアが開き、一人の男が車内に入ってきた。 彼を見て乗客が最初に思うこと、それは「耳、でか!」である。 東急ハンズで売っているマジック用の耳よりも大きい。 これだけ大きいと、誰かと会話する時に、相手の発言内容以外の情報も入ってくるのではないか。 呼吸音から心拍数までクリアに耳に入ってきやしまいか。 それらの情報を元に相手の虚偽やお世辞を見破れるようになってしまい、人間不信に陥ってしまうのでないか。 心配は無用である。
「おまえ、変わってるな」なんてことをよく聞きますが、これは自分の価値観や常識感というんですか――それと相手の考えや行動に大きなズレがある場合にいうセリフですね。 例えばゲテモノの類は一切食べない、それが常識と考える男がいたとします。 その男からすれば、一日一回カメレオンを食べる男は「変わってる」となります。 逆に、一日一回カメレオン食べるのが普通である、常識である――日本にはいないと思いますが、どこかの国にはそういう文化の国があるかもしれません――と考える男からすれば食べない男は「変わってる」となります。 みなさんも誰かに対して「変わってるな」なんて思った場合、相手からも「変わってるな」と思われてる場合もある、ということです。
5月27日発売コミックス「巨像少年VS.新世界少女」の、ライナーノーツ的な一遍です。購入後のオマケとして、あるいは試し読み+購入検討の一助として、お楽しみいただければと思います。