*精進物*
よく考えると、あぶないファンタジー
ショートです。 ( ̄~ ̄;)
嫌。やめなさい!
わたくしの背中を舐めてはならぬ。
「姫。大好きなんです。」
「あなたは、大事な天からの贈り物。
手放す訳にはまいりませぬ。」
おぬしごときに嘗められるとは不覚。
「私の姫様。堪りませぬ─。」
止めぬか‼と言っているのも訊かず !!
ほれ、見てみるがよい。
わたくしの体から汗が吹き出しておるわ‼
「それこそ、我が望むところ。」
《こちらの大きな姫蛙の背中には、
ガマの油がたっぷり含んでおります。
お客様、精進にいかがですか。》
*精進物*