「短編」ですから、多分世の中には似たり寄ったりの作品があろうかと思いますが、自分ではオリジナルとして投稿しております。 面白可笑しく、時には温かく、そして奇想天外の展開を目指して創作いたしております。 稚拙な文章ですが、お暇な時間にご一読くだされば幸いです。
桃子が大叔母を尋ねるのは半年ぶりだった。父が定年後の再雇用で不慣れな仕事に就き、今月はとても郊外の施設まで大叔母の様子を見に行けないからと、大学生の桃子が代役を頼まれたのだ。駐車場に車をとめ、施設の中に入ろうと桃子がドアを開けると......
白雪姫に憧れたどこにでもいる普通の女の子。中学を卒業し好きだった男の子とは別々の学校に通うようになりご不満なご様子。そんなとき元担任の教師が離任式をすると聞いて、それを口実に男の子を離任式に誘う「ねえ、キスして」
積み重なった恥が、自らの居場所を奪ってしまう。うまくいかなかったから、もういいや。現実と逃げ場が入れ替わる。彼女の呪いは解けるのか。そして、恋の行方は―― ドッジボール3部作、ついに完結。