田舎にアトリエを開きのんびり絵を描くキタジマの元へ現れた、まるで少年のような日焼けした女性。それは、25年ぶりに会ったマコトだった。妻を亡くしたキタジマと何かワケ有りのマコトの、淡いひと夏の物語・・・ 【眠れぬ夜は君のせい】のスピンオフ第五弾≪全11話≫
blogに書いていた小説を読んだあとの感想をまとめたものです。作者名かな順で掲載していますので時期により文体と構成が変わっています。ネタバレは無いように書いています。
即興小説トレーニングというサイトで書いたもののログ十五編、第四弾。 いろいろ書いたけど現代の話が多い。でも要素が三つじゃやっぱり収まらない。
産み落とされたその仔馬は明らかに普通の馬とは違っていた。瞳は赤く馬体は普通の馬の倍はあった。「赤目」と呼ばれたその馬は甲斐の武将、飯富虎昌の目に留まり、戦国の世を駆け回る。