Shock break

久々に転けて粉々になった
幸せを君に与えようとした
つまりは自己満足に過ぎなかったようだが
季節が何周もしてるうちに
僕らは何度も空回りをした
いつかはきっと別れがやって来るのだろうか

いつか貰ったチョコレートは溶けてぐちゃぐちゃになってた
ハート型のチョコレートはただ跡形もなく消えていた
お返しとしてあげたクッキーは今も君の中に生き続けている
これが僕と君との違い
愛を後に取っていたことを後悔しても遅いから
開き直るよ もう一度同じチョコレートを下さい

変に気にしても仕方ないから
何も勘付かないようにしたら
ただのつまらない味のない彼氏になってたが
そうならそうと早めに
教えてくれても良かったのに
やはり君は僕と離れたかったのだろうか

やはり現状を変えるには誰かが動かなければいけない
謝ろうと地下道に戻るとただ君は跡形もなく消えていた
イヤホンから流れるのはspy 追いかけるのは慣れている
やっと見つけたよ
君の後ろを付けていく 建物の影から確認しながら
声をかけるよ もう一度やり直してくれないか

Cheek break どうして僕が悪い
Head break いつも僕が悪い
Heart break 気付いてしまった
Cheat break 薄々分かっていたが
Help break 君は本当に僕のこと
Hate break 嫌いなんだね

Shock break

Shock break

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-11-25

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