24世紀

24世紀

24世紀ごろには、今地球に生きてるみんなが誰一人いなくって、在庫一掃セールみたいなものが終われば、ぼくらの知らないみらいが展開されてる、星空文庫の常連さんも、誰一人いない、でも地球は、きれいなのかきたないのかはわからないけど、きっと存在していて、ぼくは、荒れ野原になっていてくれればいいとか思うけど、残念ながらわんさか人間がいる(東京生まれだけどひとごみが嫌いってちょっとおかしいかな)、いろいろなものがネットでコピペされまくったりバズったりしたってことだけが、21世紀があった証拠で、荒野で、初音ミクだのキズナアイだのの死体が積み重なってて、電脳ハゲタカに啄まれたりしていて、腐りかけの肉の味は0と1に還元される、そんなに悲観的になるなってみんな言うけど、悲観的になってるつもりは一切なくて、ぼくが生きていない世界とかぼくの好きなものがない世界は味気ないって思ってほしいだけで、つまりあたたかな愛情のはなしをしていて、そういう気持ちを理解してもらえないってことは、だれもそう思ってないって証拠でしょう、スパコンを爆破したら青とかピンクとかのきれいな光がぱーっと広がる、きぶつそんかいざいだとか、言いたいんなら言えばいいよ、星空文庫がなくなったら、天才だろうが凡人だろうかクズ野郎だろうが、常連さんたちはみんなかなしむだろう、でもそれも0と1の青とかピンクとかの光に還元されて、24世紀から見れば、夜空のきらきらでしかなくて、消えて、

24世紀

24世紀

青とかピンクとかの光に還元されて、

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-07-24

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