こしてきた団地の猫に顔がなかった。団地の歴史がみえてきた。
私は産む。自分の母親を。この母親は私でもあり、妹でもある。だけど母親である。異次元の妹は、あっと言う間に大きくなり、私に乳を与え、私を育てる。
昭和35年、東京谷中でおきたことである。提灯張の男が突然身体がしびれ、たおれた。
市役所に勤める男に、ビルから飛び降りた女性がぶつかった。頭を打った男はどうなったか。奇妙な話だが本当に起きてもおかしくない、おかしな話である。
空き地から十何匹の猫の骨がでてきた。誰が埋めたのか、その人物を探していくと、謎めいた犯罪組織が浮かび上がってきた。
真夜中の事である。廊下を何かが歩く音がする。いや、音はほとんどしない。ー---
地方の小さなマヨネーズ工場の商品がとてもよく売れるようになった。爆買いするツアー客たちが特売場に現れる。
悪魔にレイブラッドベリーの魂を売ってもらうには、悪魔の欲しい炎が必要だ。さーどうしよう。
発生源が見当たらないにもかかわらず、一酸化中毒で死んだ人たちがいた。
死に際に現れる男がいる。男が集めるものはなにか。男の役割は?