「リラの花が咲く頃に」第3話。 2度にわたる耳の手術後にネグレクトする両親から離れておばの家に引っ越した佳奈子。しかし、学校からの帰り道にバスターミナルで気持ち悪いおじさんに遭遇し逃げた先で主治医でありときめきを感じる先生とばったり会って急接近、やがて偶然が重なりいい関係に。しかし、佳奈子に長い間片想いをしている諒が嫉妬をあらわにして…。
あなたが欲しい…あなたが欲しい…。 バカな佳奈子じゃなくて、私にしなさいよ…!ーー みゆの欲望の手が、諒へと伸びる「リラの花が咲く頃に」第8話。
「リラの花が咲く頃に」第6話。 あの2人がついにーー?!
「リラの花が咲く頃に」第5話。 恋の嫉妬に狂い咲き乱れた諒。 不協和音の旋律も絶えず鳴り響く第5話。
「リラの花が咲く頃に」第4話。 かぐらゆういの故郷・札幌市東区を舞台に繰り広げる嫉妬劇。 あなたは嫉妬に狂えますか…?
俺は、鈴広一平! 家は東京浅草でガラス風鈴を作る職人家業を営んでいる。 屋号はそのまま「鈴広屋」。かまぼこで有名な店とは全く関係ないぜっ! 江戸時代から続く鈴広屋は、俺のじっちゃん・親父も職人で、俺はその七代目。 ガキの頃、呪いの風鈴ってのをぶっ壊してから、何となく俺の人生はジリ貧状態。 大怪我するわ、痴漢に遭うわ、ホモだと言い振らされるわ……。 人生の要所でやってくる風鈴の不幸! 今では、住み込み職人の熊さんと幸四郎さんに助けられながら、何とかやっているけどよ。 この調子で、立派な七代目になれんのか? オレ、大丈夫か!? ※本作はゲイ小説です
舞台は2002年の札幌からスタート。かぐらが実際に罹患した病、経験した事柄などを交えて創作するオリジナル連載小説。恋愛部分などは完全オリジナルでございます。
三部構成の風変わりなオムニバス小説。時代物あり、グルメ紀行ありの実験的なアマチュア時代の作品。 文庫本形式を意図しており、このような横書きの公開にそぐわない箇所はご容赦下さい。
おれは大学野球でバッテリーを組んでいたタカシと久しぶりに再会をした。 あいつはピッチャーで、おれはキャッチャーだ。 「お前、オレのこと好きだったろ?」 突然投げ付けられたタカシからの不意打ちに、おれは口にしたビールを噴き出してしまった。 白球を追い続けたグラウンドで、おれは憧れのタカシと何時も一緒だった。 あの恋心は封印したはずだったのに……。 15年の時を超えた2人の懐古と再起の物語。 ※ゲイ小説です。
いらっしゃい! おれは翔平。 和菓子の名店、瑞成堂で、立派な菓子職人になるため毎日修行中だ! 兄弟子の大和さんは厳しい時もあるけれど、熱心におれの面倒を見てくれる。 おれは頼りがいのある大和さんのことが大好きなんだ。 ある日、大和さんは師匠から破門されてしまった。 おれの修行と恋の行方はどうなっていくのだろう!?
ゲイ小説。5つの恋に関する短編集です。 ①名前も知らないある男との毎朝の出会い。 ②ある乱交サークルでの出会いが、退廃的に生きる男にもたらすものとは? ③周囲から羨望の眼差しで見つめられているモテ筋男の胸の内とは? ④料理人の見習いとして小料理屋に入店した19歳。小料理屋で出会ったのは師匠でもあり、父代わりでもある無口な男だった。 ⑤弓道部の後輩に恋心を抱くある男。離婚して離れ離れで暮らす親父もゲイだと分かり会いに行く。
誰もが憧れているプロ野球の監督に突然なることになったOLの美香!!さあ、野球経験を者という肩書を活かして球界に殴り込みだ!!
都会の娘がなぜか田舎の青年と一緒になり一男一女をもうけ、どう生きていくのが自分にとって最良か、判断しながら暮らしていく物語 息子目線からのお話になります。