嘘
嘘を重ねる日々が当たり前になる毎日
私はダメ女なんです。これから先もきっとダメ女なんです。
手首を見るたびに何度も何度も叫んで
助けてと言いたくても伝わらない夜を思い出します。
私はダメ女なんです。
というより人をダメにする女だねって。
きいはいつも正しいことしか言わないね。
きいはいつも怒っているね。
きいはいつもつまんないね。
いつもいつも正論を言う日々。
違うんだよ。うちは嘘だらけなんだよ。
真逆の事をしているから正論を知ってるの。
だからつまんない人間なんだよ。
今私は遊という方と付き合ってます。
遊とは専門のクラスで一緒でお互い失恋
していて共感する所があり付き合いました。
私はお互い忘れる為のツールとして
遊とは付き合ってくつもりでした。
だけどやはり元彼が好きで忘れる事が出来なくて
何カ月か引きずりました。
彼も元彼女を引きずっていたのはずっと
知ってましたし感じてました。
ただ浮気がバレると私は怒りました。
でも彼の気持ちもわかるんです。
ずっと一人を愛するって難しくて
元彼にあるものと遊にあるものと
全く違うから。元彼にあるものが恋しくなると
会いたくなります。
人は一人を愛するって難しくて
でも私は一人を愛する事が正しいと
遊に何度も怒りました。
裏切り者。嘘つき。浮気者。
ただ私もそれは同じなんです。
私も元彼が仕事場に会いに来た時は断れず
結局彼の寝顔をまた見て遊に罪悪感を
覚えました。
それを遊にやられると思うと
許せなくて。私は罪悪感があるからまし。
私から会いには行ってないし。
そう思って遊をいつも責めました。
遊とわたしはクズになり学校をやめ
バイト生活に変わりました。
お互い自由枠が広がり
フリーな時間ばかりで心配事が
増えました。いつ浮気、嘘をつくのか
そればかり考えてる日々になり。
浮気や嘘が見つかるとキレてキレて。
わたしは、愛しているのか、自分を
責めているのか、わからなくなりました。
本当はツールだったのに。
いつの間にか罪悪感を覚えた瞬間
遊を好きになっていたことに気づきました。
遊はわたしを殴るようになりました。
きっとこれは彼なりの罪悪感の表現で
自分もしていてわたしにされると
嫌だから、殴ってセーブしていたのでしょう。
わたしは殴る遊を受け入れてしまいました。
顔や腕や足に残る傷を見て自分の罪悪感
を受け入れ罰が来たんだと逆に思えて
きました。
1度裏切ると悪い事が全て罪滅ぼしに
思えました。
しかし。遊は他の女と子供を作っていた
と遊の親友に告げられ。
わたしはピークにキレました。
私も確かに他の男とやって寂しさを
紛らわし罪悪感をまた覚え。
その繰り返しでしたが。
さすがにゴムはつけました。
生は彼しか許さなかった。
でも彼はほかの女と生で。
許せなかった。
何も食べず何週間も何週間も何週間も
彼の寝顔を彼との思い出を
疑いました。それでも彼といたくて
結局許してしまい。
彼はやってない。俺の子ぢゃない。
そう言ってましたが、顔でわかります。
嘘だって。
オンナってなんで感が強く、嘘も見抜き
面倒な生き物なんだろうと強く思います。
けど私は今も彼と付き合ってます。
セフレもいます。
でも今は罪悪感はありません。
裏切られると裏切っても罪悪感が
湧きません。
あれだけ罪悪感ばかりの日々が
もうありません。
彼といても幸せにはなれない。
そうわかっていて今も付き合ってます。
ずっと一人を愛するって当たり前。
まだ私はそう言い続け。一途な私
を演じています。
人は嘘をつきながら生活して
人は嘘も大切な時期がありますが
人は嘘を永遠に続けると。
私は思います。
嘘
私が思う事柄であり、人それぞれだと思うので
こんな事を伝えたい人がいるんだなと
思う程度でも構いません。